琉球コラソン　水野裕矢と裕紀のブログ

今朝モモが死んじゃいました。

去年、胃ガンで胃を手術したんですが、今回は肺ガンが末期でした。

朝ママさんから連絡が来て最後は静かに息を引きっとったみたいです。


２週間前に容体が悪くなって、もしかしたら僕らが帰る時まで保たないかもしれない状態だったみたいなのですが、僕らが帰るまで所かちゃんと沖縄に戻るまで頑張ってくれてたみたいです。

先に実家に帰った裕紀と東京で合流した時、思ってるよりモモやばいよって言われました。

早く実家に帰りたかったんですが、地震で帰れないし、誰かが気を張ってないとみんなパニックになってしまうと思い動揺を隠してました。

山梨に帰って３日間ほとんど家にいましたが、僕がいるときは元気でした。

裕紀もママさんもビックリしていて、昨日までと全然違うねって言ってました。
昨日も沖縄着いたって連絡入れたら、昨日は調子良くてご飯も食べたんだけど今日はあんまり良くないみたいって言ってました。

僕と裕紀にヤバい姿見せると沖縄に戻らなくなると思い心配かけたくなかったみたいですね。

誰が一番心配症かわかるんですね。

でも、僕がいる間もやっぱり呼吸は苦しいみたいで、いつもはうつ伏せやゴロゴロしてるんですが、肺に空気が入るように、ずっとお座りしてました。

帰る時も、これが最後になるなんて思いもしなかったんで普通にバイバイしてきました。

写メも最後になるとわかってたらもっともっと一杯撮ったんだけど、こんなピンぼけと後ろ姿しか撮りませんでした。

でも、この写メをみても元気な顔してると思うんだけどな。

年末年始もアキレス腱切ってたのもあっていつもより家にいる時間が一杯ありました。

その時僕は最悪な事をモモに言っちゃいました。

僕は山梨に帰るとまだまだ元気な７７歳のチャーちゃん(ママさんの母親)に冗談で死に目には会えんから、頑張れよって言ってます。
その時に何故かお腹の上にいたモモにお前もばぁちゃんだから長くないからねって言っちゃいました。

その時にモモが悲しそうな顔したような気がして、言ったすぐ後に犬は人の言葉はわかるんだったと思い、何回もゴメンねしました。
言っていい事と悪い事があるけど、あの時は本当に後悔しました。

今回の帰省した時も一番に謝りました。





ちょっと脱線してモモが水野家に来たときの話。

モモは僕ら家族にとって本当に運命の人でした。

今の家に引っ越して、犬飼おうかって話になりました。

裕紀とママさんはミニチュアダックス、オヤジはミニチュアシュナウザー、僕はコーギーがいいって話を夜してました。

次の日、オヤジの会社に前から知ってるブリーダーの人が偶然来て昨晩の話をしたら、丁度コーギーならいるよって夜オヤジが生まれて間もないコーギーを連れて来ました。

その姿は言うまでもなく可愛いすぎてみんなでコーギーにするってなりました。
イギリスの犬なんですが、顔は柴犬みたいだし、呼びやすい名前にしてって言われたんで僕が「モモ」って名前をつけました。

一度ブリーダーの元に帰ってちょっとしてから再度家にやってきました。

ここまでも、運命感じちゃってるんですが、これからが本番です。

血統証を見ていると裕紀と同じ誕生日だったんです。
その頃は今みたいに仲良くなかったんで、お前はやっぱり犬と変わんねーなってバカにしていると、なんと血統証の登録日が僕の誕生日と一緒だったんです。

お前も変わんねーしって言われちゃいました(笑)

しかも、モモの両親も同じ誕生日だったんです。

そう、僕らの両親も誕生日一緒なんです。

もう運命としかいいようがないですね。





僕らは沖縄に来るに当たり色々な事を犠牲にして、色々なものを捨ててきました。

今回一番に値する位なモモを失いました。

モモが最後まで苦しいのを我慢して、頑張って僕らを送り出してくれたんだから、僕らはもっともっと頑張らないといけないと思いました。

でも、今は何も手につきません。

気は大丈夫ですが、２、３日待ってて下さい。

それよりも実家が家族が心配です。

年寄りだけにしておくと、どんよりしてくるんで、暇な人は勇気づけに行ってあげて下さい。

知ってるとは思いますが、オープンな家なんでママさんが知ってる人なら誰でも受け入れてくれますよ。





モモ

今日までありがとう。

俺らの家に来てくれてありがとう。

痛かったよね?
苦しかったね?

お前が頑張ってくれた分、俺らはもっと頑張るからね。

本当に本当に幸せだったよ。

今はちょっとだけバイバイ。

ゆっくり休んでね。